こんにちは。
ここ数年で介護施設や介護サービスがすごい勢いで増えてますね。
それだけ重要があるという事なんでしょうね。つまり身の回りで介護が必要になる可能性のある人がいるってことです。
先日お客様から
「私の母が転んで足を骨折しちゃって。病院を退院してきたのは良いんだけど、
痛い。疲れる。
って言って家の中でほとんど動かなくなっちゃた。
介護申請もして理学療法士さんに来てもらってリハビリをしてもらうつもりだったんだけど、母は人見知りで
他人に来られるのはイヤ。リハビリは自分でやるから。
って・・・。でも、退院して4ヶ月経つけどリハビリを全然しなくて・・・まずいよね？」
というお話を聞きました。
これはよくあるケースなんです。
こういう場合、自分でリハビリを始めることは
稀です。
ほとんどがこの方のお母さまの様にやりません。
家族が必死にすすめても
今日は暑いから。寒いから。身体が痛いから。今日はもう疲れたから。
などなど言い訳をするだけです。
でも、これを放置して本人もベッドから動かない日が1週間も続ければ、即寝たきりになります。
そして、寝たきりで人と話す機会が減れば、認知症にもなっていしまいます。
コレを人事だと思っていませんか?
高齢者の骨折は転倒だけでなく、尻もちをついた、くしゃみした、など日常的で些細なことで起きます。
つまり誰にだって起こりえるんです。
患者の意思を尊重する事は大事ですが、人見知りだからとか自分でリハビリ出来ていないのに自分でやるからと言っているのなら、これ以上状態を悪化させないためにも、説得してリハビリを受けてもらうべきです。
私の祖父は介護度5です。リハビリや少し身体を起こしたり、動かすことを勧めても
「俺はどうせもう死ぬから。」「老い先短いから。」
とネガティブな答えが返ってくるだけです。
でも、こんなことを言ってもまだ寿命はあるんです。すると家族に負担がかかるのは当然。
そして家族も本人もイライラしてしまい、状況悪化。良い事なしです。
そうならない為に、リハビリが必要と言う場合はとにかくリハビリを受けてもらう事が重要です。
痛いし、疲れるから。と言ってもそれは当然なんです。
リハビリは初期段階が一番大事で、今後どこまで回復できるかは初期段階にかかっています。
自分でやるからと言っても、この大事な初期段階は必ず専門家にやってもらいましょう。
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