こんにちは。
昨日は閉店後、接骨院をやっている先輩に頼まれて出張マッサージに行ってきました。(出張マッサージはクラーレではやってません。プライベートとして行ってきました。)
「私に頼むなんて、どうしたんですか？」と聞くと
「肉離れしちゃったんだよね～。」
と・・・。
この先輩、フットサルやサッカーをやっているのでしょっちゅう肉離れやアキレス腱損傷をしております。一時期、「この先輩、1年に1回は骨折してるなあ・・・。」と思っていた時期もあるくらい(-_-;)
そんなこんなで、お話しながら施術。
先輩のところもクラーレと同じラジオスティムを導入しています。
↑ これね。
私も一応、柔道整復師。それでリラクゼーションとしてラジオ波を使っているので、先輩から
「佐野ちゃんトコはラジオ波どうやって使ってる？」
って話題に。
先輩の接骨院とクラーレ、両方通っている競輪選手がいるのですが、その子が
「接骨院と佐野さんのトコ、同じ機械使ってるけど、使い方は違うから両方行きたいんですよね。」
と言っていたそう。
先輩と私、やはり使い方は違いました。出力とかプローブ(端子)の選択とか。
でも、どちらかが間違っているわけではないんです。
施術の目的、施術時間などを考えたら
違って当然なんです。
接骨院は治療目的、クラーレはリラクゼーションや症状の緩和や予防目的。
接骨院は症状のある部位のみで、時間も5～10分(ラジオ波のみにかける時間ね)。クラーレは全身で時間は60分以上かけます。
競輪選手もクラーレに来た時
「今日はどこか気になる所、集中的にやってほしいところはある？」
と必ず聞きますが、ほとんどは
「全身っすかね。疲れ取りたいっす。強いて言えば脚とかかな。」
って感じで言います。これに対し、接骨院だと
「○○が痛いです。」「△△に突っ張り感が・・・。」
と部位と症状を具体的に伝えます。保険診療なので、治療部位を明確にしなきゃ治療はできないんですね～。
お互いどんな使い方をしているか聞いて、お互い
「へえ～～。」「あ、そーやって使っても良いね～。」
など、プチ勉強。
柔整師仲間をお互い沢山持っているのですが、その中でなぜ私がよく呼ばれるのか聞いてみたら
「時間かけて丁寧にやってくれるから。」
と。
そうなんですね・・・。接骨院勤務とリラクゼーションサロン勤務の違いは
リラクゼーション施術者は長時間の施術に慣れているんです。
接骨院の手技療法は長くても15分。長時間施術に慣れていないので、短時間できちんと効く施術をして終わり(っていうか終わらなきゃいけない)。私がクラーレで120分コースやっていると言うと、接骨院勤務の人からは「無理。できない。全身で120分って言っても疲れる。」と言われますから。
もちろん私はリラクゼーションと言いつつも柔整に則った効果を出す施術をしますが、リラクゼーション要素も入れて長時間施術が出来ます。
やっぱり、治療目的でもささっと短時間で効果を出して欲しいと思う反面、時間をかけて丁寧にやって欲しい。という想いもあるんですね。
治療でも手で触ってもらえる手技療法って、癒しの役割もあるんですよ。
整形外科でも、物理療法(機械を使った電気治療など)だけってところあるけど、手技療法もやってくれるところの方が患者さん集まったりしますし。
接骨院とリラクゼーションサロン、うまく使い分けることで体の調子も格段によくなります。
ぜひ、体の症状、状態によって行く場所を決めて、健康維持してください！！
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