こんにちは。
熊本の地震発生から1週間。
まだまだ支援物資や義援金の分配の混乱、被災者の住宅問題などやるべきことは多いようです。
そして長引く車中泊によるエコノミークラス症候群によって亡くなられた方も出てしまいました。
災害時、命が助かった後でも気をつけなければならないことがあります。
しかも、命に関わることです。
まず1つ目が先述した
エコノミークラス症候群
原因は
・車中泊など狭くてなかなか身体を動かせない状態が長いこと。(車中でなくても狭く身動きがとり辛い空間でもなります。)
・水分不足。
の2点が主に挙げられます。
避難生活では水が貴重、仮設トイレが少ないため水分を摂りたくない。などの理由により水分不足になりやすく、よりエコノミークラス症候群になりやすいのだと思います。
車中泊の場合は定期的に車から降り、屈伸運動やウォーキングなど足を動かすことを意識して、水分補給もしっかりするようにすることが大事です。
もう一つは
クラッシュシンドローム(挫滅症候群)
これは、地震により建物の下敷きになり長時間(2時間以上)身体や身体の一部が圧迫された方が気をつけるべきことです。
筋肉が圧迫され、壊死した筋細胞からカリウムやミオグロビンなどの物質が、圧迫の解放から同時に体内に流れ出し、心停止や急性不全に陥ります。比較的致死率も高い怖い症状です。
そして、この症状は最初は自覚がなかったりします。がれきの下から救出され、意識もあり大丈夫だと安心した矢先に亡くなることもあります。
がれきの下敷きになっている意識のある方を発見した場合は
下敷きになってどれくらい経っているか。
を必ず聞きましょう。そして、2時間以上経っている場合は、すぐにがれきをどかさず、救急隊などの到着を待ったり、指示を仰ぎましょう。場合によってはがれきをどかして急変する可能性もあるからです。
救急隊にがれきの下に要救助者がいると伝える時は
下敷きになって〇〇(身体の部位)が圧迫されて〇時間以上経っています。
とクラッシュシンドロームが起こる可能性がある事を伝えましょう。
クラッシュシンドロームの場合は治療のために血液透析などの専門医療が必要となるからです。
日本は地震大国です。自分が被災者になる可能性も、被災者の救助に関わる可能性も両方あります。
いざという時の為に、知るべきことは知っておきましょう。
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