昨日来店されたお客さんに
「運動やストレッチするのとマッサージを受けるのってどっちがいいの?」
という質問を受けました。どれも美容や健康の為に良いと言われていますが、どっちが良い、どれが良いというわけではなく、その時の身体のコンディションや目的によって何が良いかは変わってきます。それぞれが具体的にどんな目的・効果があるかをしっかり理解している方は少ないのではないでしょうか?
今日は「ケース別に運動(トレーニング)、ストレッチ、マッサージの使い分け」について書いていこうと思います。
事例別!運動(トレーニング)、ストレッチ、マッサージ使い分け
デスクワークによる慢性的な肩こりや腰痛
デスクワークなど日常的にほとんど体を動かしていない場合の慢性的な肩こりや腰痛には一番初めにストレッチをすることをオススメします。
慢性的な肩こりや腰痛の主な原因は「運動不足」と「血行不良」です。症状が慢性的な場合、筋肉も硬くなってしまってますのでまずはストレッチで筋肉を伸ばし柔軟性を少しでも取り戻しましょう。トレーニングを取り入れるのはある程度筋肉に柔軟性を持たせた後の方が効果的です。
マッサージをしてもらうのも良いんですが、マッサージはその時は症状が緩和しますが根本的な解決には繋がりません。
まずはストレッチを行い、ある程度自分で血行を良くすることを習慣づけましょう。
肉体労働、スポーツ後の筋肉疲労
マッサージをオススメします。
筋肉の動きはよく、血行が悪いというわけではなさそうなので、疲労物質である乳酸が血中に残っていることが予想されるので、マッサージをすることで乳酸を流すのを促進します。
マッサージをしてもらうの一番の利点は、全身まんべんなく力を抜いた状態でマッサージしてもらえます。セルフマッサージだと出来ない個所がありますよね。背中とか腰とか身体の背面がそうです。また、自分でできる場所でも、マッサージしている腕や肩は疲れてしまうので、全身ほぐすのがなかなかできないんですね。
痩せやすい体質にする、ダイエット目的
「痩せるストレッチ」「痩身エステ」などダイエットを目的にしているストレッチ法やエステ、マッサージなども紹介されていますが、断然トレーニング(有酸素運動や筋トレ)が一番効果的です。
ストレッチで関節可動域や筋肉の動員量を上げ、エネルギー消費しやすい状態にしたり、マッサージで血行を良くして代謝を一時的に上げても運動しないことには関節も筋肉も動かず、エネルギー消費しやすい状態でもエネルギー消費できていないから。
車のエンジンをかけていてもアクセルを踏まなければ前に進みません。それと一緒でエネルギー消費をしやすい体になっていてもエネルギーを消費するアクションを起こさなければ結局エネルギー消費には繋がらないからです。
脂肪というのは最終的に二酸化炭素と少量の水分となって体外に出ます。二酸化炭素と水分を排出する行動は運動しかないですよね。
ストレッチやマッサージでサイズダウンすることもありますが、一時的なものです。
運動、ストレッチ、マッサージの内で基本的にダイエットに一番効果的なのは運動です!
自分の目的は何なのか、それによって運動、ストレッチ、マッサージを使い分けましょう。
美容と健康を考えているなら
毎日ストレッチ、週に2~3回運動、1~2週に1回全身マッサージが理想ですね
これが出来ればかなり身体も変わってくると思います。
【100日間★ボディデザインダイエット】
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