こんにちは。
クラーレはリラクゼーションサロンで治療行為はしていないのですが、治療中や手術後のリハビリについての質問が最近多いです。
一応、柔道整復師の資格を持っているので、リハビリ行為はしませんが、アドバイスはさせていただいています。その時感じるのが、リハビリを勧められるもリハビリのやり方をしっかりわかっていない方が多いなあという事。
患者さんがリハビリの意味、やり方をしっかり理解していないという事は、医療機関に責任があるんですけどね。
さて、ここ最近された質問が
「毎週リハビリに通ってるんだけど、全然関節が曲がらない。家でもやってるんだけど・・・。リハビリやってもここまでが限界なのかな・・・?」
という、肘の脱臼後のリハビリをされている方から。
「肘の脱臼を戻してもらった後、肘の靭帯の手術をしたけど、肘関節が固まってしまって、肘がまっすぐ伸びない、そして45度くらいまでしか曲げられない。」とおっしゃていました。
病院のリハビリの先生から「マッサージも効果的ですよ。」と言われ、全体的に疲れているし、腕だけじゃなく全身もマッサージしてもらおうとクラーレにご来店されたそうです。
病院でのリハビリ内容を聞くと
だいたい10~20分くらいリハビリの先生がついてくれる。
肘の曲げ伸ばしを自分でもやって、先生の補助付でもやって。
たまに先生が肘周りをマッサージしてくれる。
とのこと。内容的には問題ないんですよね。
内容は問題ないのに、肘の曲げ伸ばしがなかなか思うようにできない・・・。
手術の内容も簡単に聞きましたが、そこまで肘の曲げ伸ばしに後遺症が残るような手術でもない。
うーーーー・・・ん。
「リハビリが痛すぎるってことはないですか?」
と聞いたら
「それは全然ないです。リハビリで痛いって言うと、先生が力弱めてくれるし。」
うん??
「リハビリ痛くないんですか?」
「全然痛くないです。」
「・・・それかも。」
という事でその時は一瞬、柔道整復師として施術。
少し痛いですよと言いながら、お客様の表情を見ながら肘の手技療法。
「う~~~・・・ちょっと・・・痛いけど・・・大丈夫!!我慢できます!!」
とお客様も頑張ってくれました。
そして最後にマッサージ。
「そんなとこもマッサージするんですね~。」
と。そうか・・・病院だと時間が足りなくてここまでできなかったのか・・・。
「じゃあ、肘の曲げ伸ばしをご自身でしてみてください。」
「え!!!!うそ!!!!すっごく曲がる!!!今まで1回のリハビリでここまで曲がることなんてなかったのに!!」
正常な肘の屈伸にはまだまだでしたが、今まで以上にリハビリの手応えを感じてくれたようです(*^^*)
リハビリしていたのになかなか状態が改善されなかった原因は
優しすぎるリハビリ
肘が固まってしまっていたので、多少痛くても動かしてあげないとどんどん固まってしまいます。
たまにリハビリの痛みが嫌で、リハビリをあまりせずにいる方もいらっしゃいますが、その場合、リハビリをしなかったことによる関節の動きが悪い、可動域が狭いなどの後遺症が後々出てきます。
痛すぎる、やりすぎリハビリもよくないんですけどね(;^ω^)
そのお客様には私の師匠の接骨院を紹介しておきました。
脱臼後のリハビリ治療なので保険がききますから。
リハビリはどれだけ早い段階で正しく効果的なリハビリをするかで変わってきます。
まだ、手術後の痛みが残っているからとリハビリを後回しにすると、後々のリハビリが大変になるか、後遺症が残りやすくなります。
リハビリやってて、先生もリハビリすればだいぶ良くなりますよと言っているのに、効果が全然見られない。
そんな場合は別の病院の先生の意見も聞いてはいかがでしょうか?
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