こんにちは。
新聞やニュース、ネットを見ていると
「日本って国も変わってきたなあ・・・。」と思います。
何か、寛容さが無くなったというか、心に余裕が無くなったというか・・・
昨日見た記事では
「近隣住民の鐘の音がうるさいとクレームで除夜の鐘を廃止」
そんなお寺が全国にちょいちょいあるのだそう。
年末の風物詩が・・・。
風物詩と言えばもう一つ。
お正月の餅つきも
「衛生的に感染症などが心配だからやらないで。」
という声が上がったとか。
そんなん言ってたら、年中行事なんてどんどんなくなるかもね。
豆まきだって「豆をぶつけるなんて乱暴だ。目に入ったらどうするんだ。」
ひな祭りだって「うちはそんな豪華なの買えないのに、子供が欲しがるから飾らないでくれ。」
盆踊りだって「音楽がうるさい。出店がうるさい。」
年中行事はそのほとんどが
家内安全、無病息災、子供の成長を願うもの。
「そんな行事しなくても、無病息災は子供の成長は願ってる!」
「気持ちがあればわざわざそんな行事しなくても。」
そう思う人も今の世の中は多いのかもしれない。
年中行事はそれをすることで地域住民の繋がりを大切にするという側面も持っていると思う。
子供の成長を願う行事なら、自分の家に子供がいなくても
「ああ、あそこの家の子供は〇歳になったのか。」
「あそこの子は来年は小学生か。」
そう認識してもらえるだけで、防げる子供を狙った犯罪もある。
町内会の年中行事に顔を出せば、普段交流のない人でも声を掛けてくれることだってある。
直接顔を見ての声を掛けてもらえるのって、
SNSの「いいね!」よりも伝わるものがあると思う。
いじめや自殺、子供の虐待がニュースで取り上げられるたびに、決まったようにコメンテーターや評論家が言う。
「相談できる人がいれば・・・。」
「一人で悩んでいたんでしょうね・・・。」
近所付き合いが面倒くさい。仕事も忙しいし。
こういう言い分も解る。
近所付き合いを避け
人が集まる行事にうるさいとクレームをつけ
やがて賑やかな年中行事は廃れ
年中行事に集まっていた人たちはバラバラ
行事をしていた時期も変化の少ない日々へ変わる
自然は四季折々の表情を見せるのに
人はただ静かに過ごす
過剰に雑菌の心配をして
子供には静かに遊びなさいと言いながら
最近の子供は子供らしくないと言う
これが時の流れってやつなのかね。
でも、この時の流れには乗りたくないなあって思う。
四季折々、先人たちが込めた願い
それをなかったことにするのは
とてつもなく寂しい気がする・・・。
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